婚約者は人形のような女だった

著者:黒井影絵

 王太子マリオンは恋人ロザリンを傍らに卒業パーティの場で婚約者である公爵令嬢フランシアに婚約破棄を言い渡す。

 公爵の後妻イザベルが公爵家を乗っ取り、その連れ子ロザリンがマリオンを誘惑した結果だ。

 マリオンは優秀ではあるが人形のように無口で表情の変わらないフランシアを、疎ましく思っていた。

 婚約破棄すら涼しい顔で受け入れた婚約者に腹が立ったマリオンは、衝動的に彼女の頬に平手打ちをした。

※ハッピーエンドかな……たぶん。

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