たった5分で終わった復讐劇

著者:当麻月菜

名門貴族であるカリナ家の令嬢ティーナは父親と似ていないことに強い劣等感を抱えていた。

そんなある日、王城での夜会でティーナは一人の令嬢シャシェと出会う。

彼女の容姿は、カリナ家の当主でありティーナの父親であるジニアスと同じ髪と瞳の色。そして実子だと主張した。

ただの戯言と思いきや、信じられないことに父親はシャシェをカリナ家に引き取った。そして、ティーナはニセモノ扱いされ失意の中ーー18歳で死を迎えた。

しかし何かに呼び起され目を覚ませば、何故かシャシェが現れた夜会に時間が巻き戻っていた。

これは夢?現実??

ま、いっか。とりあえずあの時言えなかったこと、全部言わせて頂きます!……と、思ったけれど、まさか彼が自分を助けてくれるなんて、コレ予想外過ぎます!!

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