不義をはたらいたから婚約を破棄するですって?まぁそう言うなら了承しますけど、わたしたちってそもそも婚約していたの?

著者:ぽんた

※誤字報告をいただき、誠にありがとうございます。心より感謝いたします。(1/16)
※ご訪問誠にありがとうございます。全三話。連続投稿後に完結いたします。ざまぁ要素あり。シリアスですが、設定じたいはゆるゆるです。お暇つぶしにお読みいただければ幸いです。

メグ・カーライル伯爵令嬢は、パーティーの席でカスト・アーガスト伯爵子息に婚約を破棄されてしまった。しかも、カストは同時に、メグの従姉であるベアータ・バルテルスとの婚約を発表する。

婚約破棄の理由は、メグが不義を働いていたからだという。

メグはわけがわからなかった。

なぜなら、カストと婚約をしているつもりがないのだから。っていうか、そんなつもりはまったくない。

彼女は、わけがわからぬまま最高の笑顔を残してその場を去る。

そして、婚約破棄をされた直後、彼女の国は大国に侵略されてしまう。

婚約を破棄され国が侵略をされてから二年後、街の図書館で働く彼女のもとにあらわれたのは……。

親友との出会いと別れ、そして真実の愛……。

侵略者によって処刑されようとする中、彼女は愛すべき親友のことを想うのだった。

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