『連載版』召喚されたのは巫女見習いでした。巻き込まれ聖女の私にも出来るコト『大正浪漫に異世界聖女』

著者:緋色の雨

 世界を救った後に濡れ衣を着せられた聖女レティシア。彼女は火炙りの刑に処されるが、気付けば神聖大日本帝国という国に召喚されていた。
「この国でもまた、聖女として望まぬ戦いを強いられるのかな?」
 不安を抱くレティシアのまえに軍服の男が現れる。彼は魔導具らしき物でなにかを確認すると、レティシアの隣にいた黒髪の少女に向かって片膝を突いた。
「よく来てくれた、巫女殿」
 ……巫女?
 
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