給食を残した結果、教師が泣き、親が心配し、学校が動いた

著者:やまおか

 私は激怒した。
 
「全部食べるまでそのままでいなさい!」
 
 それが我がクラス五年二組の担任教師の口癖であった。
 給食を無理やりに口に詰め込むクラスメイトを見ながら私は決意した。
 必ず、かの邪智暴虐なるこのクラスの王を除かねばならないと。

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