王子(クソメン)から逃れるために、王弟殿下とフェイクの恋人関係になった

メナは、勉強ができる女の子で魔導士の特性をもっていた。彼女は主席で王立大学の幼年学部に入学したが、王子によって身分が違うといじめられ、心を壊されかけてたところを大学の教授に救われている。彼女はここで、教授の養女となり、リオーネという名前を与えられ、彼のもとで魔法を学ぶことができた。そして二十歳になり、研究場所を城に移したことで、大人になった王子に見つかる。だけど王子は、大人になったリオーネに惚れて、彼女につきまとい始めた。
子供のころにうけたイジメの記憶が、リオーネを苦しめ、研究の邪魔にもなってしまっているなかで、彼女を助けたのは王の弟で、王子の叔父だった。
「彼女は俺の恋人だ。手を出されては困るな」
二人の関係は、王弟が、リオーネを助けるためについた嘘から始まったのである。

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