「本音が聞こえる魔法」で破滅した公爵令嬢のやり直し

著者:朝月アサ

公爵令嬢エリス・カルマートは、十三歳の誕生日に『人の本音を聞き出す魔法』を妖精からプレゼントされる。

これで恋も人生も思い通りのはずなのに、嫉妬から子爵令嬢をいじめ、そのことで婚約者である第一王子アルウィンに婚約破棄される。
エリスは家族にも一族の恥と見捨てられ、最後は幽閉されて孤独に死んでしまう。

しかし目覚めれば再び十三歳の朝に戻っていた。

今度は幽閉されないために、エリスは魔法を使わず慎ましやかな人生を送ろうとするのだが、その先に待っていたのは王子の毒殺と、その冤罪でエリスと公爵家全員が処刑されるという悲惨な結末だった。

三回目の人生を迎えたエリスは決意する。

「このままなんて、いや……! 戦って、戦って、戦って戦って戦って、絶対に生き延びてみせますわ……!」

【完結】

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