妹に婚約者を奪われて家を出た私は、なぜか王子に溺愛されることになりました。一方、私から何もかも奪った妹たちは……

著者:中森

「君との婚約は、破棄する。そして、君の妹のナタリーと新たに婚約することにした。このことには、君のご両親もすでに納得している」

 侯爵令嬢である私、エルシー・バスティンは、婚約者である侯爵令息のレックス・ザイクナーに婚約破棄を言い渡された。
 しかも、妹のナタリーと婚約?
 両親はそれに納得している?

「お姉さまはもう、いらないのよ。これももう、私のものになったから」

 婚約者だけでなく、『とあるもの』までも、妹に奪われてしまった。
 突然の裏切りに絶望して、私は家を出て行った。
 
 しかし、失意のどん底だった私は、なぜかこの国の第四王子に溺愛されることになるのだった。
 一方、私から何もかも奪った妹たちは……。

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