【完結】元婚約者から逃げるため吸血伯爵に恋人のフリをお願いしたら、なぜか溺愛モードになりました

著者:当麻リコ

子爵系令嬢、フレイヤ・ヴィリアーズは性悪な妹に婚約者を奪われた。

それなのに今度は妹に捨てられた元婚約者がしつこく復縁を迫ってくる。
元々暴力的で傲慢な元婚約者が大嫌いだったフレイヤは拒絶し続けるが、あまりのしつこさに怖くなってきた。

追い詰められたフレイヤは、吸血鬼と噂され恐れられている伯爵のいる領地を目指して家を飛び出した。

目的は吸血鬼を味方につけて、彼を恐れる婚約者の防波堤になってもらうこと。

ダメ元どころか命を失う覚悟で恋人のフリをしてほしいという嘆願を、意外にもブラッドベリ伯爵は聞き入れてくれた。

かくしてフレイヤは、吸血伯爵のお気に入りとして元婚約者や家族に見せつけるために社交界デビューを果たすこととなった。

誰にも優しくされたことがなく自分を無価値と思い込んでいたフレイヤは、伯爵家で時間をかけて綺麗に磨かれ大切にされて、少しずつ自信を取り戻していく。

※ホラー要素はありません。
※アルファポリス様にて連載していたものです。

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