守り人と守られ人

著者:藤井

五街区に住むリリは、十七の法に従い、儀式を受けるために王城にやってきた。儀式を受けると、自分が普通の人なのか、守り人なのか守られ人なのかわかるそうだ。儀式の間でドキドキしながら自分の順番を待っていたのに、まさか名前を呼ばれ忘れるとは誰も思わない。

ちょっとついていない庶民のリリは、数少ない守られ人だ。守られオーラ全開のリリはオーラを抑える封具をつけられる。つけた人しか外せない封具なのに、つけた本人が失踪して封具がとれなくなってしまったり、やっぱりちょっとついていない。そんなリリが過保護すぎる守り人達に、囲まれて、成長していくかもしれない物語です。
(2021/6/7あらすじ変更しました)

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