兄様、お義姉さまの愛は水のようだったと私は思うの。

何色にもなれるし、器によって形は様々に変わる。器が壊れれば、零れ落ちてしまって、もう元には戻れない。
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彼女の愛は、燃え上るような炎ではなかった。ただ、それだけ。

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