■■■へ堕ちた彼女との正しい別れ方

 ――彼女は変わってしまった。

 高校生の頃から付き合いだし、同じ大学へ進学を果たした僕と最愛の彼女。
 沢山デートして、笑い合って……幸せな日々が、きっとこれからも続いて行くものだと信じていた。

 ある日、彼女が所属するサークルを訪れた僕は、そこで得体の知れない生き物に出会った。その生き物は彼女と同じ姿、同じ仕草、同じ声で語り掛けて来るものの、僕の知っている彼女とはあまりにも違いすぎた。

「本当に好きだったら、受け入れてあげなよ」

 ――無理だ。それを個性として受け入れる事など……僕には出来ない。

※こちらの作品は貞操観念、及び価値観に纏わる摩擦、衝突をテーマとしております。浮気からの修羅場描写、NTRを示唆するような描写がございますので、そういった表現が苦手な方はスルーされた方が無難かと思います。

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