公爵令嬢の主人公フェリアは、加護無しと蔑まれながらも、国立魔法学校に奨学生として通っていた。
だがある日父親に呼び出される。
義妹が婚約者と結ばれたくないとわがままを言いだしたせいだ。
父親は可愛い末娘の代わりに、加護無しの彼女を身代わりとして差し出すことにしたのだ。
ドクズな父、ワガママな義妹と縁を切りたかったフェリアは、父からの提案を了承。婚約者のもとへと嫁ぐ。
相手の名前はアルセイフ=フォン=レイホワイト。王家の最強の騎士にして、「冷酷なる氷帝」と恐れられる存在。
相手を見ただけで凍らせる力と、敵に一切容赦しない苛烈さ、そして自身の刺々しい性格から、敵味方全員から恐れられていた。
だがフェリアは旦那の事を怖がらず、普通に妻として接すると、徐々にアルセイフは心を開いていく。
そしていつの間にか妻に夢中になっていき、荒々しい性格も少しずつ矯正されていく。
そんなある日、義妹が急にやっぱり自分が結婚するといいだすのだが・・・。
(※タイトル変更しました。旧題『魔法学校中退した令嬢、冷酷なる氷帝のもとに嫁ぐ~義妹のわがままのせいで学校をやめさせられ婚約者を押し付けられましたが、彼は意外と優しい人で、相手家族からもめちゃくちゃ可愛がられてるので幸せです』)
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