極めた【合気使い】の勘違い冒険譚~俺の【合気】が最強過ぎると言われてもFランク冒険者にも劣る外れスキルでしかないんだが?~

十二際になったガレナは儀式により合気という謎のスキルを得た。しかし合気は本来今後一切成長の見込めない外れスキル。その後ガレナは山に籠もり合気の修行に打ち込みその途中一人の凄腕冒険者と出会う。ガレナはその冒険者を師と仰ぎ修行をつけてもらう。だが別れ際師匠は自らがFランク冒険者であることを告げた。これほどの実力者でFランクでは自分にはとても冒険者は無理だと夢を諦めるガレナ。しかしガレナは知らなかった。冒険者は最低がEランクでありFランクとはただ一人の伝説の冒険者に与えられた特別なランクであったことに。そんな伝説の冒険者に鍛えられた合気が実はとんでもない超絶スキルに成長していたことに――そんなことも露知らず道先案内人の職についたガレナであったが運命は彼がただの案内人で終わることを許さず壮大な運命の渦に巻き込まれることとなるのだが――「破壊竜?あんなのただのデカい蜥蜴だろう?」「魔神?顔色の悪いただのおっさんじゃないか」『山を投げた?いやいやあれはただの岩だろう?』と自分の実力を認めず周りは大騒ぎ。壮大な冒険を繰り広げているにも関わらずただ案内の仕事をしているだけと思い込むガレナの壮絶冒険譚が今幕を開けたのだった。

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