焚火の聖女

著者:石原こま

『彼女は焚き火の前にいた。焚き火の前に置いた椅子の上に胡座をかいて座り、そして、火で炙ったのであろう串刺し肉に塩を振って豪快に齧り付いていた。』

とある重大な任務を担って、神殿を訪れた王子ヴィンスは、そこで焚火の前で飲んだくれている異世界から召喚された聖女メグミと出会う。焚火の炎の中に失せ物の在処を見ることができるという彼女に『失せ物探し』を依頼したヴィンスは、異世界のつまみを食べながら焚火を囲んで一緒にお酒を飲むことに。。。
聖女メグミ側からすると、年下イケメンと一緒に楽しく飲んでいたら、気づかないうちに重大な任務を終えている話です。

※焚き火がやりたいと思っていたら、こんな話が出来上がりました。
※全8話完結済です。
※途中までは恋愛要素なしです。

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