空腹で眠くて怠い中、王室からの呼び出しを受ける孤児上がりの聖女アルム。
そして民衆の集まる広場で告げられたのは、新しい聖女の出現。そして、暇を出すから還俗せよと、事実上の解雇通告。
新しい聖女は公爵令嬢。そんなお嬢様に、聖女が務まるのか? と思った瞬間、アルムは眩い閃光に包まれ――――
自身がぼろぼろになるまで使い潰された挙げ句、処刑される未来を視た。
アルムはそんな未来に対し、天啓です! と――――喜んで自らにセルフ追放を課し、馬に乗って国境までぶっち切ることにした。
わたしがいなくなった後の国がどうなるか? そんなの知らん。
ブックマーク、評価、いいねに感謝♪
アルファポリス・カクヨムに掲載。
レビュー