「シェリルは、本当に……空気みたいだな…」
ギルド職員のシェリルは、冒険者のベルンに恋をしている。しかし、こんなことを言う彼にそのつもりはないのだろう。
彼は隣にいるキャシーのような可愛い子にドキドキときめくらしい。
失恋を予感したシェリルは居たたまれずに一人店を出て、今日だけはこの気持ちに浸ろうと家に帰っていく。
次の日、事態は思いもよらないおかしな方向に動いていて―――――
誤解だらけの二人のお話です。∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇誤字脱字の報告をいただきました。いつもありがとうございます。大変助かっております。
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