悪女は平凡な幸せで妥協する

『旦那様は私を殺したいほど憎んでいる』『愚兄の嘆き』の元凶である男爵令嬢ドリスの物語です。
フレデリクの剣に喉を貫かれて死んだはずのドリスは、気がつくと、デビューの夜に戻っていた。
王太子の恋人になっても愛人にしかなれないのなら、普通の幸せで妥協しようと、ドリスは誘惑した男の中でただ一人結婚するために婚約破棄までしたベンノの妻になろうと画策する。

アルファポリスさんにも投稿しています。
無断転載は許可しておりません。
Reproduction is prohibited.
(C)2020 Kana Suzumoto

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー