【完結】妹に婚約者を奪われた令嬢は、化け物辺境伯と幸せを掴む

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 伯爵令嬢リューディアは侯爵家次男アルヴィと婚約が決まり友人に祝福されていた。親同士が決めたとはいえ、美しく人気のあるアルヴィとの婚約はリューディアにとっても嬉しいことだった。
 しかし腹違いの妹カイヤはそれを妬み、母親と共謀してリューディアの顔に傷をつけた。赤く醜い跡が残り、口元も歪んでしまったリューディア。婚約は解消され、新たにカイヤと結び直された。
 もう私の人生は終わったと、部屋に閉じこもっていたリューディアだが、ある日、化け物のように醜い容姿の辺境伯から縁談が持ちかけられる。このままカイヤたちと一緒に暮らすぐらいならと、リューディアはその縁談を受けることにした。
 見合い当日、辺境伯は大きな傷があるリューディアに驚くが、お互いの利害が一致したことで二人は結婚を決意する。

顔と心に大きな傷を負ったヒロインが、優しいヒーローに溺愛されて癒されていくお話です。

※傷やあざの描写があります。苦手な方はご遠慮ください。

※アルファポリス様にも投稿しています。

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