愛されない妃〜愛妾が懐妊したと離縁されましたが、ずっと寄り添ってくれた専属執事に熱烈に求婚されて気がついたら幸せでした〜

著者:里海 慧

 伯爵令嬢ロザリア・スレイドは天才魔道具開発者として、王太子であるウィルバートの婚約者に抜擢された。
 しかし初対面から「地味で華がない」と冷たくあしらわれ、男爵令嬢のボニータを恋人として扱うようになってしまう。

 それでも婚約は解消されることはなく結婚したが、式の当日にボニータを愛妾として召し上げて初夜なのに放置された名ばかりの王太子妃となった。

 結婚して六年目の嬉しくもない記念日。
 愛妾が懐妊したから離縁だと言われ、王城からも追い出されてしまう。

 ショックは受けたが新天地で一人生きていくことにしたロザリア。
 そんなロザリアについてきたのは、ずっとそばで支え続けてくれた専属執事のアレスだ。

 アレスから熱烈な愛の告白を受けるもついていけないロザリアは、結婚してもいいと思ったらキスで返事すると約束させられてしまう。しかも、このアレスが実は竜人国の王子だった。

 そこから始まるアレスの溺愛に、ロザリアは翻弄されまくるのだった。

 一方、ロザリアを手放したウィルバートたちは魔道具研究所の運営がうまくいかなくなる。また政務が追いつかないのに邪魔をするボニータから気持ちが離れつつあった。

 深く深く愛される事を知って、艶やかに咲き誇る——誠実で真面目すぎる女性の物語。

※離縁されるのは5話、溺愛甘々は9話あたりから始まります。
※妊娠を扱ったり、たまにピンクな空気が漂うのでR15にしています。
※カクヨムにも投稿しています。
※同一世界観の短編↓もあります。本編読了後にご覧いただくと、よりお楽しみいただけます★
『竜国の王太子に番認定されましたが、化け物王女と呼ばれているので「貴方を愛することはありません」と言っているのに、溺愛されています』
https://ncode.syosetu.com/n3159hp/

※タイトル変えました↓旧タイトルです
『離縁された王太子妃は専属執事に溺愛されて艶やかに華ひらく』
※タイトルの冒頭を『愛がわからない妃』→『愛されない妃』に変えました。

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