マッチ売りの少女の値段はプライレス

マッチ売りの少女は、寒空の下、父に命じられるままにマッチを売っていた。しかしマッチは売れず、寒さに耐えきれなかった彼女は、マッチに火を灯し人生最後の暖を取る。そんな中マッチの火の中に祖母の姿を見た少女は、祖母の幸せになりなさいという最期の約束を思い出す。
祖母に胸を張って会えるよう、少女は最後の力を振り絞り、もう一度だけマッチを売りに行くつもりが、うっかり自分を売ってしまった。
そんなマッチ売りの少女が幸せで買われる話。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー