両親の無視も兄や級友のいじめも右から左へ受け流し、私は幸せになりました。

「私」モニカのもとに、義姉となったかつての級友アルマがひっきりなしに手紙を送ってくる。
彼女は呼吸をする様に人に意地悪をする兄のことを訴えてくるのだ。
だがモニカはそれに対し何もしない。何故なら兄はかつて自分に同じことをし、アルマはまた、学校でモニカを虐めていたことがあるからだ。
モニカは学校時代は兄に比べれば可愛いものであるアルマのいじめをひょうひょうとかわし、その間に後の夫とも出会った。
一方アルマはいい男を、ということで、兄に目をつけてしまった。
それがモニカの幸福の始まりだった。

この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。

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