平民令嬢の結婚は、蜜より甘い偽装婚約から始まる

アユラは父親の葬儀を終えた後、自身が貴族の血を引く人間で、侯爵の姪であることを知る。
思わぬことに驚くも、伯父侯爵の招きに応じて王都へ会いに行くことに……。
ところが、身内の存在に喜んだのも束の間……伯父侯爵がアユラを自家に招いたのは、いやがる娘の身代わりとして政略結婚させるためだった。
アユラは逃げ出し、父親に頼まれた遺言を叶えるために大神殿を訪ねる。が、神官に邪険にされて叶わない。そこをとてもやさしい人に助けられて安堵するも、その人物は逃げてきた見合い相手の公爵だった。
「君は伯父侯爵の非道を許してやる必要はない。それなりの報復はしてもいいと私は思う」
一晩泊めてもらった後……公爵がアユラにそう持ちかけたことにより、ふたりの甘々偽装婚約が始まる。

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