「おまえは強いから大丈夫」とわたしを裏切って他の女と浮気した男が戻って来ましたが、いま、王朝の至宝と称される美貌のヤンデレ王子から溺愛告白されているところなので邪魔しないでください。殺されますよ?

 メロディアは幼なじみであるドリューヴ王子から熱烈な求愛を受けていた。ほとんど病的と感じられるほどに。しかし、そんな彼女にはかれに話してはいない過去があり、また、その過去から忍び寄って来る男がいた。はたして、このままドリューヴ王子の愛を受け入れるべきなのか、どうか。彼女は思い悩み、決断から逃げつづけるのだが――。切ないヤンデレラブロマンス!

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