幼馴染みにさよならを

山口涼子は7年振りに故郷へ帰ってきた。

彼の隣に立つ五木雄二。
彼は涼子の幼馴染み。
1歳年上の涼子にとって雄二は弟の様な存在感だった。
それは伊藤文香と山口孝明にとっても…

いつしか涼子は雄二を愛してしまっていた。

『雄二にとって私は姉のような物、それに文香が』
付き合っている2人に涼子は故郷を去った。
しかし、翌年涼子の前に雄二の姿が…

『どうしたの…』

困惑する涼子に雄二が言った。

『アイツら俺に隠れて付き合ってたんだ…とんだピエロだったよ』

そして6年が過ぎた。

『話がある、帰って来なさい』
涼子の両親からの呼び出しに帰郷する二人。

そして運命は動き始めた。

本編3話+閑話1話+エピローグ1話、全5話

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