二度目の人生では、お飾り王妃になりません!〜陰謀により全てを失った王妃、今生では真の力に目覚め幸せを掴みます〜【本編完結】

著者:清川和泉

ラン王国の王妃セリスは、虚弱体質ゆえに周囲からお飾り王妃と囁かれていた。そして即位してから約十ヶ月後、セリスは侍女のカーラに無実の罪を着せられ極刑に処されてしまうが、夫である国王アルベルトは、彼女に対し表立った行動は起こさなかった。
刑の執行中セリスは、もう二度とアルベルトを愛さないと誓うと、彼女のペンダントが眩く光り、時間が婚儀の直前まで巻き戻る。
それ以降、受け身だったセリスは「もう失うものは何も無い」と悟り自発的に行動する様に。すると、彼女に対して素っ気無かったアルベルトの態度が徐々に変化していく。
暗躍する侍女、迫る謀略。セリスの周囲には闇が潜むが、決して怯まない彼女は、やがて自身に秘められた力と刑の執行時の真実を知る。王妃として民の為に出来ることを模索し、戸惑いながらもアルベルトとも向き合い、能力を開花していくのである。

※序盤のシリアス展開は3話まで
※ノベルアップ+様、アルファポリス様にも載せています
※作者は今作を「二度目王妃」と略しています
※三人称の話は⭐︎を表記してあります
※番外編の連載を予定しています(本編完結)

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