令嬢のアンネローゼは、婚約者である王子ベルゼに婚約破棄をされてしまった。王太子の後ろで嘲笑うのは、小動物のようなピンク髪の令嬢。
盛大な夜会で、二人は意気揚々とアンネローゼの悪行を並び立てる。
だが、当の本人であるアンネローゼは俯きながら何も言わず、ほくそ笑んでいた。
当然である。
なぜなら、アンネローゼは
ー--この婚約破棄を、長年待ち望んでいたのだから!!!!
※完結しました、ありがとうございます!
※誤字脱字報告もありがとうございます!
令嬢のアンネローゼは、婚約者である王子ベルゼに婚約破棄をされてしまった。王太子の後ろで嘲笑うのは、小動物のようなピンク髪の令嬢。
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だが、当の本人であるアンネローゼは俯きながら何も言わず、ほくそ笑んでいた。
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