元悪女ですが、公爵閣下に淑女教育を受けます!〜お手をどうぞ、王女さま〜

著者:八色 鈴

守銭奴悪女と噂される男爵令嬢エリーゼ。
彼女は婚活のかたわら、領主の館でメイドとして働いていた。
しかし一時的に滞在している領主の兄ギデオンから、蛇蝎のごとく嫌われ目の敵にされる。

「君のようなとんでもない悪女を弟に近づけるわけにはいかない」

どうやら彼は、世間で流れているエリーゼの悪評を鵜呑みにしているようだ。
それならそれで結構。いくらお金持ちでも、こんな堅物で無礼な男性には興味がない。
互いに第一印象は最悪ながらも、毎日顔を合わせている内に相手の良さを知り、徐々に歩み寄っていく二人。

しかしひょんなことから、信じられない事実が発覚。

「わたしが、赤ちゃんの頃行方不明になった王女さま……!?」

エリーゼは王女としてふさわしい作法を身に着けるべく、ギデオンに手ほどきを受けることになるのだが――。

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