昨日まで名前も呼んでくれなかった公爵様が、急に「愛してる」と言って溺愛してくるのですが、一体何があったのでしょう?

著者:三月叶姫

「マリエーヌ! マリエーヌ! どこにいるんだ!?」

三日前から原因不明の高熱で寝込んでいた公爵様が、必死になって私を探している。

でもなんで?
昨日まで、公爵様に名前を呼ばれた事なんて一度も無かったのに――

この公爵家に嫁いできてから、私は公爵様に無視され、使用人達からも冷遇されてきた。
それなのに、この日を境に、公爵様からとめどなく溺愛される日々が始まった。

公爵様。
一体あなたに何があったのでしょうか?

※前半ヒロイン視点、後半ヒーロー視点になっています。

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