美しい異母妹を可愛がる家族から、一方的に差別されてきた主人公。名家の令嬢として生まれながら、跡取りからも外され寂しく暮らしていた。もちろん、縁談が持ち込まれることはない。
孤独な彼女は、ある日実業家風の麗しい異国の青年に出会う。珍しいお菓子をともに食べるうちに、少しずつ近づいていくふたり。地味な彼女も彼の前では幸せそうだ。
やがて少女は青年に求婚されるが、少女のことを疎ましく思っているはずの母親が、少女が自由になることを阻んできて……。
名前と力を奪われ不当に虐げられていたヒロインが、土地神であるヒーローの花嫁として溺愛されるようになるまでのお話。ハッピーエンドです。
この作品は、アルファポリス及びエブリスタにも投稿しております。
レビュー