顔だけ聖女なのに、死に戻ったら冷酷だったはずの公爵様が甘すぎます!

著者:一分咲

聖女に縁あるシャルリエ伯爵家に生まれたエステルには魔力がほとんどない。「顔だけ聖女」と蔑まれるのをきれいさっぱり聞き流していたら、あっという間に義妹に立場を奪われて辺境の地へ送られて生涯を終えた。……はずが気がついたら一年前に戻っていた。

「……同じ目に遭いたくない!?」と今度は逃げ出したエステルだったけれど、なぜか一歩めで婚約者の第二王子・ルシアンに捕まってしまう。
のんきでポジティブなエステルとクールなルシアンは形ばかりの婚約者のはず。それなのにルシアンはどこか様子がおかしい。
「君が好きすぎる」「「……!?!?」」(※言った本人も驚いています)

これは、死に戻ったら嘘がつけなくなって甘い言葉を吐くしかなくなったヒーローと、慣れない溺愛に戸惑うヒロインのお話。
そしてルシアンと一緒に過ごすうちに、エステルの本来の力についても次第に明らかになっていく。

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