ノーラと手紙

著者:涼山李々

亡くなった両親の後を継ぎ、女領主となったノーラ。彼女の目標は父の遺した領地を守り、妹達が自分の道を見つけ幸せになること。そのために、自分の縁談を断り、仕事に専念しながら彼女達を見守り導くことにした。秘書のアシュレイに悪態をつかれながらも手伝ってもらい、領主としての仕事も少しずつこなせるようになっていた。次女テリーサの結婚を見届けたノーラの元に、ある手紙が届く。それは、元縁談相手からの手紙だった。

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