幼馴染のお嬢様が実はお坊ちゃんだったらしい

『ずっと、一緒にいようね』

白磁のような肌に、透き通った銀の髪。
まるで人形のような彼女リュー・アズールと、私クレア・シルヴィスは十年前にそんな約束を交わした。
それから十年後、家同士が取り決めた婚約者から「真実の愛を見つけた」からと一方的な婚約破棄を告げられた私の前に、一人の男性があらわれる。
その男性は何故か私と同性であり、唯一の幼馴染であるリューの名を名乗る人物だった。

これは、「(家族として)ずっと、一緒にいようね」を「(友達として)ずっと、一緒にいようね」と勘違いした子爵令嬢と公爵令息のお話。

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