あるギルドメンバーの遺書〜脇役side〜

著者:美月

数ヶ月前。あるギルドの青年が魔銃を使い自害した。それと同時に発動した、世界を終わらせる終焉魔術。
魔術を解除する手段はもうこの世にはない。そんな中、唯一世界を救済する手段が現れた。
その手段を使えるのは青年に優しかったリナリーというたった一人の少女だけ。リナリーは自分の記憶の一部と引き換えにそれを実行し、世界を救済した。
その脇に、一人の魔導師がいた。エルザのことを告発した魔導師ーーただの脇役。
知らない間に世界が終わりかけ、そして知らない間に救われていた脇役は何を思ったか。

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