愛する貴方の心から消えた私は…

著者:矢野りと

愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。

周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。

 …彼は絶対に生きている。

そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。

だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。

「すまない、君を愛せない」

そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。

※誤字報告有り難うございます!
※この作品はアルファポリス様にて投稿完結済みです。

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