【短編】早めに助けていただいてもいいですか?

著者:珠乃

乙女ゲームのヒロイン、マリアンヌ・カルヴェ伯爵令嬢に転生したことを知ったのは、彼女の母親の葬儀でのこと。
マリアンヌの年齢はまだ十二歳。悲劇が起こる前だった。
幸せになるための布石である悲劇は、マリアンヌの父親の死から始まる。
だったら、それを阻止しなくちゃ。いくらその先に幸せがあると知っていても、悲劇が起こることを、わざわざ待ってなんていたくない。
その準備として、攻略キャラクターの一人であるエリアス・バルニエを味方にする必要があった。エリアスは、父親の死の真相を突き止めた人物だからだ。彼なら、きっと事前に防ぐこともできるはず。そう思った私は、彼がいる孤児院を経営する教会へと向かった。

※2022/7/16、異世界転移/転生 恋愛部門で日間1位をいただき、ありがとうございます。順位もそうですが、こんなに評価をいただいたことがなかったので、驚きと嬉しさで大変でした。あと、続きを面白いものにしないと、というプレッシャーも含めて。
※続きは、8月の中旬か下旬を予定しています。そちらが始まりましたら、またよろしくお願いします。

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