幼馴染を俺TUEEE兄貴にNTRた俺を癒やしてくれたのは学園の聖女様でした

著者:東夷

【両片思いの幼馴染が兄貴に寝取られ、妊娠した……】

 幼い頃に結婚しようとキスまでしてた幼馴染の杏子……

 付き合ってこそいないが、未だにお互いの家に通ったりして友達以上の良好な関係だった。

 だが、俺は何でも直ぐに出来てしまう俺TUEEE兄貴、蓮人と比較され、クラスの女子達から兄貴じゃない方と揶揄され、いつも自信を無くし、高校になっても告白できずにいた。

 それでも杏子は親しくしてくれていたので俺はどこか安心してしまっていたこともある。

 しかし、俺は運が悪いことにとある女の子とスキンシップでお別れのハグしていた場面を杏子に目撃されてしまい、誤解され、信頼を無くしてしまった。

 誤解を解こうと必死になるが杏子は頑なで俺の言うことに聞く耳を持ってくれなかった。

 そんな杏子は蓮人に誘われ、俺がいつまで経っても告白しないことに見切りを付け、身体を許してしまったことを知る。

 更に俺に追い討ちを掛けるように目の前で蓮人に突かれ、喘ぐ幼馴染の姿に絶望し、校舎屋上から飛び降りようとしたときだった。

 生徒会副会長で学園の聖女とまで称される麻里奈先輩に呼び止められる。先輩は兄貴の本命の相手で、俺の努力する姿をいつも見てくれていた。

 俺は彼女の柔らかな胸元で抱き締められていたのだった。兄貴のことが好きだと思っていたが麻里奈先輩は蓮人じゃなく、コツコツ努力を重ねる俺のことの方が好きと言われてしまう。

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