「デカいから邪魔」「もーいらない」ってなんですか……? 理不尽に元カノにフラれた俺だが、幼馴染の頼みで女子部活のコーチを始めたら皮肉にも高身長が故にモテまくりになっていた。今更復縁だなんてもう遅い!

著者:瓜嶋 海

俺、千沙山柊喜には彼女がいた。
高校入学後僅か三日でできた愛嬌のある彼女。
そんな彼女に夏休みに呼び出され、俺はフラれる。
「デカいから邪魔」「お前で十分だっての」「もーいらない」「先月くらいから彼氏いるんだよね」

しかし、非道を体現化したみたいな彼女の本性に触れ、萎えていた晩のこと、いつものように夕飯を振舞ってくれた幼馴染にお願いをされる。

「あのさ……私たちの部活に入らない?」

ひょんなことから女子バスケ部のコーチになって欲しいと言われた俺。
嫌な事を忘れるためにもやってみるかと承諾した。
だが実際部活に顔を出すと。

高飛車で絡みづらい同級生の女。
突然キスしようとしてくる残念な先輩の女。
小学生くらいにしか見えないキャプテンの女。
そしてそこに乱入してくる元カノさん。

あの、部活どころじゃないんですけど……?
そもそもお前、どの面下げて俺に会いに来てるんだ?

お前の収まる場所なんてもうないんだが。

※ラブコメメインなので部活描写を詳細にする予定はありません

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