人妻ユニコーンライダー ~非処女は嫌だとぬかす馬鹿ユニコーンの脇腹に膝蹴りを入れてむりくり乗る私は結婚七年目二児の母~

著者:川獺右端

馬の生産牧場主の妻アガタは困っていた。

亭主のヘラルドがトーナメント(馬上槍仕合)の出場馬に細工をするのを断ったため領主ゴーバン伯爵に睨まれたのだ。
根も葉もない噂を流されて、牧場で預かっていた馬たちは全て引き上げられ、ヘラルド自身もヤクザに闇討ちされて意識不明の重体となる。
幼い娘二人と牧場に残されたアガタは八方塞がりの中打開策を思いつく

「娘時代に乗っていたユニコーンでゴーバン伯爵のトーナメント(馬上槍仕合)に出てチャンピオンの黒騎士を倒して賞金を手に入れよう」 と。

もちろんユニコーンというのは処女以外を背に乗せないので有名な生物であったのだが、追い詰められたアガタは無理にでも鞍を乗せる。

『うるせえっ!! 二児の母のババアが清浄なるユニコーン様に乗ろうなんて太てえ根性だっ!!』

ユニコーンが喋った!! 驚愕するアガタの前にゴーバン伯爵の手下のヤクザが現れて……。

トーナメント(馬上槍仕合)物です。

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