【短いあらすじ】
ガリ勉が脳筋に転生して不良魔法使いを目指すお話
【あらすじ】
憧れだった剣と魔法の世界に異世界転生を果たした俺だが、そこは学歴がものをいう世知辛い社会だった。
「このロヴェーヌ子爵家に生まれたからには、代々ユグリア王立騎士魔法士学園(通称王立学園)受験に挑戦するのが習わし…。しかしその重い扉を開いたものはいないのです。
一族700年の悲願、その栄光の未来が指呼の間に見えているのですよ!
ロヴェーヌ子爵家の、血の努力と涙の歴史に泥を塗るようなことになれば、私は旦那様に顔向けできません!
専属家庭教師として死んで詫びる所存です!」
何かの呪いかこれは…。重すぎる…。
前世では、教育ママの呪縛で勉強一筋の青春を送ったにも関わらず、社会に出てみるとまじめ一辺倒の使えないやつの烙印を押され、使えない社畜として不遇な生涯を閉じた俺は、今生こそは自由気ままに好きなことを突き詰めて生きる!
出世?安定?地位?名誉?財産?すべて糞くらえだ。
これは、そんな俺が、学歴がものをいう競争社会からドロップアウトして、自由気ままに生きることを目指すも、なぜか位人臣を極めていく物語。
レビュー