向日葵にはなれないけれど

著者:長月 灯

絹糸のような白い髪に、赤紫色の瞳……伯爵令嬢のキャロル・トリアンは、生まれた時から日の光を避けて暮らしている。デビュタントを終えて、社交期は王都に滞在する事が決まっていたが、キャロルにとって苦痛を伴うものだった。
母親や婚約者の傍には、いつも“彼女”がいる――日の光を浴びて輝く“彼女”と惨めな自分を比べ、思い悩んでいた令嬢は、ある日運命の出会いを果たす。

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