ピラー・リベンジワールド~最強スキル「吸収」で死の運命を覆し家族全員を救い完全勝利するまで~

著者:うみ

20世紀末。ピラーと呼ばれる天にも届く塔が出現し、人類の中に「スキル」と呼ばれる能力を発現する者が出現する。
軍でも歯が立たないピラーにスキルを持つ能力者――探索者が挑み、青い宝石を持ち帰っていた。
「青い宝石」が原子力や火力に変わる新たなエネルギーとなり、人類の生活は一変する。

そんな世の中で、最低ランクのFランクスキルと判定された滝蓮夜は絶望の淵にあった。
父がピラーで死亡し、続いて母が病に倒れ、ショックからか妹が自殺してしまう。
自暴自棄になった彼は死ぬつもりで二度目のピラーに挑む。
彼はそこで自らのスキル「吸収」の真実に気が付き、覚醒。その結果、前人未到の300階にまで到達するも致命傷を負う。

「もう少し自分の能力に気が付くのが早ければ……」

悔いるも失ったものはもう戻ってこない。後悔の中、彼の意識が閉じる。

閉じたはずだった。

気が付くと彼は18歳の頃に回帰していた。
半信半疑、これは夢か幻か。
それでも。

「まだみんな生きている」

彼は今度こそ家族全員を幸せに導くことを誓う。
まずは、8日間の間に父を救えるだけの実力をつける!
滝蓮夜のリベンジマッチが始まる。

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