【連載版】天才錬金術師は気ままに旅する~世界最高の元宮廷錬金術師はポーション技術の衰退した未来に目覚め、無自覚に人助けをしていたら、いつの間にか聖女さま扱いされていた件

著者:茨木野

宮廷錬金術師として働く少女セイ・ファート。

彼女は最年少で宮廷入りした期待の新人。
世界最高の錬金術師を師匠に持ち、若くして最高峰の技術と知識を持った彼女の将来は、明るいはずだった。

しかし5年経った現在、彼女は激務に追われ、上司からいびられ、残業の日々を送っていた。

そんなある日、王都をモンスターの群れが襲う。

セイは自分の隠し工房に逃げ込むが、なかなかモンスターは去って行かない。
食糧も尽きようとしていたので、セイは薬で仮死状態となる。

そして次に目覚めると、セイは500年後の未来に転生していた。王都はすでに滅んでおり、自分を知るものは誰もいない状態。

「これでもう残業とはおさらばよ! あたしは自由に旅をする!」

自由を手に入れたセイはのんびりと、未来の世界を観光することになる。

だが彼女は知らない。この世界ではポーション技術が衰退していることを。自分の作る下級ポーションですら、超希少であることを。

セイは旅をしていくうちに、【聖女様】として噂になっていくのだが、彼女は全く気づかないのだった。

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