十六歳の少年貴族テオドールは、強くて有能すぎるが故にブラックで暗愚な主君に嫉妬され、領地と爵位を剥奪され、追放されてしまう。
だが、全ては貴族を辞めたかったテオドール自身の策略だった。
三人の妻とも別れ、全てを捨てて自由に生きるのだ!
と冒険者の道を志すのだが、別れた妻はテオドールの後を追ってくる。
「テオ様、もうこうなったら冒険者となって天下を取りましょう」
「待ってくれ。俺は穏やかに自由に暮らしたいだけなんだ……」
最強すぎる元貴族冒険者の快進撃がはじまる。
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