なぜだか婚約破棄からオレンジに救われました

家のために婚約し、結婚を前にしていたセミノール子爵家のアルビナ。しかし婚約者のミネオラ侯爵家次男のカリストは、マーコット男爵令嬢ベアトと結婚すると言い出した。
呆れて自領に戻ったアルビナのもとへ挨拶にやってきたのは、タンジェリン家のリベリオ。ところが、リベリオはこの国の出身ではなく、南の国から留学に来た辺境伯タッシナーリ家の縁戚だった。そして何より、リベリオは——生粋の商人だった。
セミノール子爵領のオレンジを売る、その目的のために二人は手を組む。
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