絶対に人をダメにする幼なじみVS俺

著者:荒三水

黒野泰一と百瀬みつきは家が隣同士の幼なじみ同士。
泰一はみつきによって身の回りのお世話をされ、自堕落な生活を送っていた。朝から晩まで、自宅、学校、ところかまわず甘やかされ、悪目立ちをする毎日。
すっかりダメ人間になりかけていた泰一だったが、そんなおり、自分に関する悪い噂を聞いてしまう。さらに家族にも罵倒され、最後の砦であるみつきの母親深雪にも心配され、心を入れ替えた泰一は、心機一転ダメ人間からまっとうな人間――真人間を目指すことを決意する。
「……お前、俺をダメ人間にしようとしてるだろ」
「そんなわけないじゃん。そうならないようにしてあげてるんでしょ」
しかし奮闘を始める泰一の前に、幼なじみのみつきとその他くせのある女子たちが立ち塞がり……。

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