バツ3の看取り夫人と呼ばれていますので捨て置いてくださいませ

クロネリア・ローセンブラート男爵令嬢の最初の結婚は十三歳の時だった。
当時クロネリアには文を交わすだけだけれど、想い合う相手ハンスがいた。
派手な人生ではないけれど、穏やかな結婚を夢見て暮らしていたクロネリアだったが、すべては、借金まみれの父の思惑によって打ち砕かれてしまった。
高齢で余命わずかな伯爵に見初められ、高額な結納金目当てに嫁がされたのだ。
異母姉妹のガーベラに恋人ハンスまで奪われ……。

※イメージしやすいように、バツ3という現代用語をあえて使っていますが、お許し下さいませ。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー