家のためならなんでもするんですよね?

著者:

家業が上手くいっていない男爵のフォーブス家は、家の存続のためにある選択をした。
幼い子供を歳の離れた辺境伯に嫁がせることにしたのだ。
権力はあったが醜悪だと有名な辺境伯に嫁ぐ娘のことを、双子の兄は蔑んだ。
家のためとはいえ、親子以上に歳の離れた男の元に行くことは慰み者になるも当然と思っていた。
家のために嫁ぐのに、妹の立場はどんどん悪い方に転がっていく。
だが、妹は思わぬ行動に出た。

互いに家のためになんでもするという誓約を立てようと。

その誓約が思わぬ結末を招くことになる。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー