子爵令嬢と結婚した公爵令息ですが、ある日突然妻が語尾に「ざます」をつけ始めました

公爵令息のアーノルドは、地方出身の子爵令嬢リリアと結婚した。
身分差のある二人の結婚には批判の声もあったが、愛し合う二人にとってはなんの障害にもならなかった。

幸せな生活を送る二人だったが、ある日妻のリリアが――

「お帰りなさいざます」
「お風呂にするざます? お食事にするざます?」
「今日はスープを作ったざます」

と、いきなり語尾に「ざます」をつけるようになった。
不審に思ったアーノルドは、妻の異変の原因を究明しようとする。

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