人生に絶望している女子小学生を救ったら「大人になったらお金持ちになって私がお兄さんを養います」と言ってきた。10年後、会社を立ち上げて金持ちになった彼女が本当に迎えに来た

ブラック企業を辞めた元会社員の俺、遠藤幸人。
会社から家までの帰宅途中の公園で、隣の家にすむ小学生の岡野留美が泣いている現場を見つける。
どうやら彼女は学校でいじめられているらしい。
先生にも親にも頼れないという留美ちゃんの現状を知った俺は、彼女を助けるべく教育委員会や校長に働きかけていじめをなくすことに成功した。
「この御恩は忘れません」
「たくさん勉強して、お金持ちになって、大きくなったら私がお兄さんを養います」
「だからそれまで待っていてください」
そう言って、るみちゃんとわかれた。
そして十年後。
「約束通り迎えに来ましたよ。お兄さん」
会社の社長になった彼女は、本当に俺の元にやってきた。

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